考えていることが行動に移せないのはなぜ?



「行動あるのみ!!」
「たった一歩進むだけでいいんです!!」
「小さな一歩が大きな一歩になる!!」


う〜ん。
頭では分かっているのに
それができない。

行動しなければ
何も始まらないのは分かっているけど、
不安になって立ち止まってしまう。

そして立ち止まりながら
不安をどんどん増長させ、
行動できない自分を責めていく、、、、、。


なぜ?
こんな私なんだろう??




最初から答えを言ってしまうと、

その答えの多くは、単純に、
失敗が怖いからです。

最初から分かりきったような
ごもっともな回答ですみません。笑


では、なぜ失敗するのが怖いのでしょう?


失敗するのが怖い原因は、
大きく分けて3つに分かれます。


ひとつ目のパターンは、
【 行動することにマイナスイメージがある】

ふたつ目のパターンは、
【他人からの評価が怖い】

3つ目は、
【自分を責めて立ち直れなくなると思っている】

など上記の3つです。


では、ひとつずつ説明していきましょう。





① 行動することにマイナスイメージがあるパターン


あるクライアントさんのお話しです。

「行動すること」や「行動力」という言葉を聞くと、
このようにイメージするとおっしゃいました。

  • 嫌でも続ける力。
  • 誰に何を言われても続けること。
  • 考えずにとりあえずやってみる。
  • 血を吐くまで続ける根性。
  • 周りが迷惑だと思っても貫く力。


さぁ、もしあなたがこのような
「行動」のイメージを持っていたら、
前に進みたいと思うでしょうか?


嫌でもやり続けるんですよ。
血を吐くまで続けるんですよ。
周りに迷惑かかっちゃうんですよ。

これ、嫌ですよね。
私だって避けたいです。汗


もしかしたら、
考えていることが行動に移せない人は、
このように「行動」という言葉に、
潜在的に何かマイナスな
イメージを持っているのかもしれません。


この方の心の奥にある
行動にまつわる
マイナスイメージを紐といてみると、
小さい頃の出来事を思い出したのです。


その方のお母様は
とある宗教教団体に入っており、
よく勧誘に一緒に連れていかされたそうです。

子供心に、
勧誘している目の前の人は
明らかに嫌がっているのに、
お母様はお構いなしに自分の意見だけを言い続け、
何件も何件も玄関のチャイムを押し続けては
勧誘を続けていたそうです。

子供だった彼が思春期になり、
ギターを始めたそうですが、
なかなか上手くならずそのままにしていると、

「血を吐くまで努力できないなら、
 本当に好きって事じゃないんだよ」

と母に一喝されてしまうことが多く、

今では行動しようとすると、

  • 嫌でも続ける力。
  • 誰に何を言われても続けること。
  • 考えずにとりあえずやってみる。
  • 血を吐くまで続ける根性。
  • 周りが迷惑だと思っても貫く力。


このような行動のイメージが浮かび、
このような行動をしたとても、

「本当に成果に結びつくのだろうか?」
「本当はこんなのは嫌だ!」

と心のブレーキが働き、
行動できない状態(心の奥では「行動しない」)を選択し、
心と行動がバラバラになっていたことが
判明したのです。

 

 


② 他人からの評価が怖いパターン


次ぎに、
他人からの評価が怖いパターンをご説明しましょう。


このパターンの人は、
行動しようと思った時、
潜在意識が行動した時のシミュレーションを
ものすごいスピードで計算しはじめます。

その計算の結果、
失敗するとどうなるかの
答えを出していきます。

その回答には、

失敗する → まわりから責められる
失敗する → 人に迷惑をかける
失敗する → まわりからバカだと思われる
失敗する → 怒られる
失敗する → 使えないヤツだと思われ仲間外れになる

など、
心はそのシミュレーションのイメージを
どうしても避けたいので、


「だったら行動しない」


という選択をしてしまうのです。


そんな自分を見るくらいだったら、
やらないという訳ですね。


行動しない本当の理由は、

「行動すると痛みがあるかもしれないので
 最初から行動しない」

という事なのに、
行動することを避けている
自分を見るも嫌なので、
無意識にさもありなんという
言い訳を作っていくのです。


「自信がないから、、、、」

「行動力がないから、、、」

「勇気が足りないから、、」

「お金がないから、、、、」

「成功体験がないから、、」


でも言い訳の裏には、
失敗を避けて、
他人からマイナスの評価を受けないように
自分の資質を下げてまでも、
自分を守るという心理が働いているのです。

 

 

 

 


③ 自分を責めて立ち直れなくなると思っているパターン


そして3つ目のパターンは、
【自分を責めて立ち直れなくなると思っている】
パターンです。


失敗する → 失敗をするなんて不注意だった、、、。
失敗する → もっとこうしていたら上手くできたのに。
失敗する → 自分の実力のなさが情けない。
失敗する → 失敗しなければ、まわりに迷惑がかからなかったのに。
失敗する → 中途半端だったらかいけなんだ。


このように自分を責めた後、
他人からの評価が怖いの時と同じように、
自分を責め続けた先に、
最悪な状態があるとシミュレーションしてしまい、
その最悪な状態を避けるために、

こちらもまた
最初から行動しない

ことを無意識に 選んでいる のです。


では、このような状態が続くと
どうなっていくのでしょうか?




このような状態が続くと、セルフイメージが歪む


このような状態が続くと、
セルフイメージがマイナスに向って歪んでゆきます。


「あっ、私ってダメな人間なんだ」
「私って何をやっても評価されない人間なんだ」
「生まれ持った才能も能力もないんだ」


など、自分のセルフイメージや存在自体を、
どん底にしてしまうのです。


このようなセルフイメージの低い自分が
行動のことを考えたらどうなるでしょう?


行動しても

「どうせ失敗するし、、、、」
「やっぱり失敗した、、、、」

と思うので、
行動したくないし、
行動するのが怖いし、
行動したところで成果なんて出せそうしにないし、
と思うあまり、


行動できない3つのパターンのどれかに戻って、
行動できない悪循環のループが
生まれてくるのです。


ではこのループを
どうやって改善したら良いのてしょう?




インナーチャイルドが鍵を握る?!


このような心のクセが生まれ
強化されてしまう背景には、


【小さい頃に傷ついた心の記憶】


に原因があることがとても多いのです。


小さい頃に傷ついた心の傷が、
大人の私達の行動に影響を与えることを


【インナーチャイルド】


と言います。


パターン2に出てきた
クライアントさんのように、

純真な子供時代に、
価値観を植え込まれたり、
傷の痛みを避けるために作った
価値観を信じてしまったり,
傷ついたまま行動し失敗したり、
インナーチャイルドがどんどん、
心の傷を大きくしてしまいます。


その記憶は、小さい頃に作られたパターンなので、
大人の私達の潜在意識に埋まってしまい、
心と行動がバラバラになったように
感じてしまうのです。


ですから、

このインナーチャイルドを解決すること

が、【考えていることが行動に移せない】あなたが、
行動できるようになる
ひとつの解決策となるのです。

 

 

 


インナーチャイルドをどのように解決するればいいの?


では、どのように
インナーチャイルドを
解決すればいいのでしょう?


インナーチャイルドが傷ついた
小さい頃の心の傷を
ダイレクトに見つけるのではなく、

まず、傷ついた心から出来上がったしまった、
今のあなかが使っている

「歪んだメガネ」

を見つけだしていく必要があります。


アクアとおん 石川式メソッドでは、
このインナーチャイルドを、
スピリチュアルやヒーリングという観点からではなく,
きちんと、心理学の観点から扱い解決していきます。

 

 

 


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