2021年5月2日 メルマガにて配信
こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。
このメルマガを仕込んでいる最中に大きな地震があり、東北の一部では震度5強だったようですね。わが街は震度3だったのですが、東日本大震災の時と同じ場所で、同じ位置で、同じようにPC作業をしており、同じような揺れでびっくりしました。どうか被害が大きくならないようお祈りしています。
さて、本日のメルマガは、
なかなか変われ人の特徴とは
というタイトルでお届けしたいと思います。
先生、私、なぜ変われないんですか?
変わろうと思っても変われないんです、、、、。
どうしたら変われますか?
本当は変わりたいのに変われない、、、、。
このようなお悩みをお持ちの方は、細かい内容は違えど下記のような特徴が挙げられます。
- 完璧主義
- 変わりたいと思っている変化後のイメージがない
- 頑張りすぎ
- セルフイメージが低くなっている
- 変わるための行動が面倒になる
- 変わらなくてもさほど問題ないと思っている
- 変化したことの証明が相手にある
- 自分のためではなく、相手のために生きている
- 本当は変わりくない
さらにもっと細かく分けることもできますが、本日のメルマガではこの9つの特徴を簡単に解説したいと思います。
【完璧主義】
変わりたい姿を完璧に求めすぎてしまうので、変化の途中でできない自分の方に注目するあまり、完璧で「ない」ストレスが高くなってしまうのです。そうなると、ストレスを軽減したくなるので全てが中途半端になったり、だったらやらないと、最初からやらないことを選択してしまうタイプです。
【変わりたいと思っている変化後のイメージがない】
例えば、家事をテキパキできる私なりたいと言いながら、それがどんなことかがわかっていない。「なぜテキパキやりたいの?」と質問しても、「夫がそう言っているから」と答えたり、ライフワークで仕事したいと言いながら、「どのくらい稼ぎたいの?」と質問しても、「え、、、考えたことありませんでした」と、変化後のイメージを持っていないタイプ。後述する変化したことの証明が相手にあるタイプと重複していることも多いです。
【セルフイメージが低くなっている】
変わろうと思っている今の自分の姿が、「ダメだから」「無能だから」「いいところがないから」「頭悪いから」「影響力がないから」「価値がないから」など、セルフイメージが低くなっおり、それが嫌で「変わりたい」と表現しているタイプ。このような人は、変化しようと行動すればするほど無意識の声が、「ダメだから、変わりたいんだよね?」「無能だから、変わりたいんだよね?」となってしまうので、変わる努力をすればするほどダメな自分を強化し辛くなってしまいます。
【頑張りすぎ】
頑張ることはいいのですが、頑張ること自体が主な目的に変わってしまい、《何のために》頑張っているのかを忘れたまま行動を続けしまうタイプ。このタイプの方は、つい力が入りすぎ、欲しいものを勢いで壊してしまったり、頑張りすぎて潰れてしまったり、行きたい方向でないと気づいても軌道修正できなくなったりしています。素直すぎる人に多いかもしれませんね。
【変わるための行動が面倒になる】
変わるため行動を継続的に続けることに苦手感があり、つい慣れ親しんだ行動に戻ってしまったり、目の前の楽しいことや快楽に走りがちなタイプ。このタイプの人は、継続的なやり方ではない、別の方法に変えるたとでぐんと伸びることが多いのですが、頑固な方も多いので自分にあったやり方に出会うことが大切だと思います。
【変わらなくてもさほど問題ないと思っている】
「変わりたい」と思っているのは、実は周りへのアピールだけであって、本心では変わる必要はないと思っているタイプ。
例えば、片付け上手な人になりたいんです。と言いながらなかなかできない人は、一般的には片付け上手の方が良い人と見られると思っているので、「そうなりたいと思っている常識のある私なんです! 」とアピールしているだけで、「でも、、、でも、、、」と言い訳も多く、実は、部屋が散らかっていてもそれほど問題なく心地よく過ごせていたりします。
【変化したことの証明が相手にある】
「認められる私になりたい」「みんなから好かれる私になりたい」などは、変わりたい姿の中に、認めてくれる人や誰かから好いてくれる誰かがおり、それは自分でコントロールできません。 認めてくれる誰かがいて初めて「私変わったわ!」、好いてくれる誰かがいて初めて「私変わったわ!」と変化した自分を証明するので、いつも外側ばかりを気にしてしまい、本当は変わっているのに自分では認められられないタイプです。
【自分のためではなく、相手のために生きている】
相手のために生きる人生が、自分らしくあるのであれば全く問題はないのですが、自分を殺して、自分を疎かにして、自分をさておいて相手のために生きる癖があれば、「私らしくありたい」という変化は難しく感じるでしょう。なぜ相手のことを優先してしまうのか? その心の奥には、嫌われないように、怒られないようになど、自分を守るための何かが隠れているタイプと言えます。
【本当は変わりくない】
心の奥では意識的であれ無意識的であれ、頑固に「変わるもんか!」と思っているタイプ。このタイプの人は、「変わらないと責められる」「変わらないと嫌われる」だから変わらなくてはと思いながらも、「なんで、私が変わらないといけないのよ、、」と抵抗しているのです。
時々、セラピスト側がクライアントが変化しないことに匙を投げ、「あなたは本当は変わりたくないと思っていますね」と、セラピストの言い訳として使われてしまうこともあるので、セラピストの方は、簡単にこのタイプと限定してはいけないと私は思っています。もし、そうであっても、自分で気づくように促すのがプロだと思っています。
さて、簡単に9つの特徴をつらつらと書き綴ってみましたが、どれか一つに当てはまるのではなく、いろんな特徴が混ざり合っています。
ですから、「もっと深くあなたの特徴を知ることが変わるためのポイントです!」と、お伝えすることもできますが、今日は、反対に、
変わらなくてもいいんですよ!
今のままでも素敵なあなたなんですよ!
頑張らなくてもいいんですよ!
とお伝えしたいと思います。
私のメルマガ読者の方は、とっても素直なんだけど、頑張りすぎちゃって力が入りすぎ、器用貧乏になっている方が多いのではないでしょうか。
変わるために行動をする前の一番大事なことは、変わりたいと思っていながら変われない自分を、
「こんな私でも、大好きだよ!」
と言ってあげることです。
ここを一番大切にしてくださいね。
この言葉を自分自身に言ってあげられるからこそ、やっと心の奥のインナーチャイルドが、やっと変わろうと一歩を踏み出していくのです。
いかがでしたか? 本日は、
【なかなか変われ人の特徴とは】というタイトルでお届けしました。
では、次回の配信もお楽しみに。
* 補足/脳の器質的なことも関係していることもあるので、心理検査などからできない理由がわかり、そこから楽になる方もいらっしゃいます。
なぜ、あなたのインナーチャイルドは癒やされないの?
https://bit.ly/3t1I5dQ
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