2020年7月22日メルマガにて配信
こんにちは。
アクアとおんの石川美樹です。
梅雨がまだあけない関東地方ですが、蒸し暑さが増してきて、真夏が近づいていることを実感させられます。
不織布マスクだと蒸れてしまって唇の周りがかぶれてきた、、、汗
さて、本日のメルマガは、
本当に欲しいものが見えたとき
という、タイトルでお届けしようと思います。
石川メソッドでインナーチャイルドを扱うときは、「なんのためにインナーチャイルドを改善したいの?」。 この質問をとても大切にしています。
問題解決をしたいと思う時は必ず、その先に《本当に欲しいもの》があり、それが手に入らないから悩むからです。
その欲しいものがはっきりしていることもあれば、漠然としていていることもあります。また全くわからない場合もありますし、全くわからないという方でも、少しサポートすると漠然とでも欲しいものが表面化されてきます。
「本当は、ライフワークで仕事をしたいのに」
「本当は、はっきりと自分の意見を言いたいのに」
「本当は、穏やかな私でいたいのに」
「本当は、、、」
「本当は、、、」
etc、、、、、。
これが手に入らないのは、
「〇〇という原因があるからじゃないか?」
と推測し、その原因はもしかしたら「インナーチャイルドかもしれない?!」と、多くの読者は私のメルマガを読んでくれていると思います。
その《本当に欲しいもの》は心の盲点に隠れていることが多いので、意識で《本当に欲しいもの》と思っていても、実は微妙に違っていることもあります。
もちろん、全く違うこともありますが、インナーチャイルドを改善していくうちに、その《本当》がどんどん見えてきます。また、腑に落ちるという表現をする方も多いですね。
それでは、個人セッションプログラムの途中で、《本当に欲しいもの》が見えてきたクライアントAさん(女性)のお話をシェアしましょう。
Aさんは、コーチングを学んでいたことがあり、私のセッションでも、最初からはっきりと本当に欲しいものを、
「情熱を持って、仲間と一緒に成長できるライフワークを持つこと」
と表現されていました。
しかし、それがなかなか手に入らず、目の前にあるのは問題ばかりで、幼少期の心の傷(インナーチャイルド)が原因なのではないかと私のところにいらっしゃいました。
Aさんは、旦那さまとの仲がうまくいっておらず、それは「自分自身が生き生きとしていないから」という理由で、上記のように《本当に欲しいもの(ゴール)》を表現していましたが、セッションが進んでいくと、無意識の中にある、自己イメージを低くするような信念や価値観が浮上してくると共に、幼少期に母親から、
「お前はトラブルメーカーだ」
「大人になったら男を潰す」
「気が強い女は男から愛されないよ」
と、罵倒されていた記憶も浮上してきたのです。
Aさんいわく、
母は結婚前、舞台や映画の洋服デザイナーとして仕事をしていたようです。結婚する時に「専業主婦として家にいて欲しい」と父に言われ、自分の夢を諦めたといいます。その後、私が生まれ、自由な時代と気ままな性格だった私と接するたびに、「私は夢を諦めたのに、あんたは、、、」と、嫉妬心から嫌味を言っていたのでしょう。父に可愛がられていたことも気に障っていたのかもしれません。
Aさんは、幼少期に母親から言われ続けていた言葉が刷り込まれ、マイナスな自己イメージとなってしまい、Aさんの無意識は、
「私はトラブルメーカーだ」
「私は男性を潰す」
「気が強い私は、男性から愛されない」
と信じており、本当に欲しいものがわかっているようで、実は、心の盲点に隠していたのです。
そんなAさん、心の誤作動プログラムを解除したとたん、
あ!!!!!!
先生、私本当に欲しいものわかりました!!!
私、夫と二人で、ただただ、子供の笑顔と成長を暖かく見守っていきたいんだ」(号泣)
しかし、目の前は夫とギクシャクしているので、そこには目を閉じ、別の欲しいものを作っていた気がします。
確かに「情熱を持って、仲間と一緒に成長できるライフワークを持つこと」も、本当に欲しいものの一つです。しかし、私が心から欲しいものって、ただ単純に、夫と幸せな暖かい家庭を作ることで、ただ子供の笑顔を見守ること。そこがベースにあってこそ「情熱を持って、仲間と一緒に成長できるライフワークを持つこと」ができるんだぁ。
あ!!!!!
わかっていたようで、わかっていなかった。
体の内側から本当に欲しいものが見えて、腑に落ちた気がします!!
本当に欲しいものが見えた時は、言葉で詳しく表現できず、ただ身体が,
「わかっているよ!」
と語りかけてくれるような体験をします。
【本当に欲しいものが見えた時】
あなたは、
どんな感覚がするでしょうか?
どんなものを見るでしょうか?
どんな声を聞くでしょうか?
【本当に欲しいもの】ってなんだろう?
こころの奥に隠してしまっている何かを、あなたも見つけにいきませんか。
Aさん。シェアありがとうございます。