失敗が怖くて進めない時、イメージが変わる あるテクニックとは

2020年2月16日メルマガにて配信

 

 

こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。

先日、湯河原の幕山公園に梅の花を見にいきました。
まだ三部咲きだったのですがとっても綺麗でしたよ。

そこにいらした売店の女性がおっしゃってました。

「この公園の梅園って穴場なんですよ。
 みんな熱海にいきたがりますが、
 熱海の梅園は500本しかないけど、ここは4000本ですよ〜」

と!!!!!

今日(2/16)で7〜8分咲きみたいです。
お近くの方は足を運んでみるといいかも。とっても綺麗ですよ。



さて本日のメルマガは、 

失敗が怖くて進めない時、イメージが変わる あるテクニックとは

 

というタイトルでお届けします。

 

失敗を怖がるあまり、
前に進むことに躊躇してしまうことってありますよね。

例えば、ヨガ教室に行きたいんだけど「人の輪に入るとまた変な発言しちゃうかな」と、いろんな失敗や不安を考え「やっぱりやめとこう」と行くのをやめてしまう。

とか、

新企画のリーダーに自ら希望してみたいけど、「う〜ん。失敗したらみんなに迷惑かけるから、自分じゃないほうがいいかも、、、」と考えやめてしまう。


このように、失敗している姿を想像し、それが起こるのではと不安になり、結局前に進むことを躊躇してしまう、、、、、。


本日はこのように《失敗を怖がるあまり、前に進むことを躊躇している時》に使える簡単な、イメージ(感じ方)が変わる ある方法をお伝えしようと思います。
意外や意外、スッと一歩進む勇気が出てくることでしょう。

もちろん、行動ができない時は、複雑な心理状況が重なり合っているので、全てがこのテクニックで一発で解消!とならないかもしれませんが、やってみる価値は充分にある素晴らしいテクニックだと私は思っています。

 

さて、そのテクニックとはどのようなものでしょう。

簡単に説明すると、
自分にとって失敗しても怖くない状況のイメージと、失敗が怖くて前に進めない状況のイメージを入れ替えちゃうテクニックです。


ではやり方を説明しましょう。
まず自分が失敗だと思う2つの状況を思いだしてください。


1. 失敗が怖くて進めない状況
(わたしの例)ヨガ教室にいっても友達ができず結局寂しい思いをする。

2. 失敗しても前に進める状況
(わたしの例)夕飯の新メニューにチャレンジ。焦がして大失敗するかなと思ったけどチャレンジする方を選ぶ。



実はこの2つのイメージは、よく見てみるととその「位置」「距離」「色」「明るさ」「ピント」などが違うんですね。

わたしの場合《失敗が怖くて進めない状況》の時は、
位置は「顔の正面より少し左下」
距離は「顔の正面から前に10cmくらい」
色は「モノトーン」
明るさは「暗い」
ピントは 「はっきりしている」

2の《失敗しても怖くない状況》の場合は、
位置は「鼻よりやや右上」
距離は「鼻から前に60cmくらい」
色は「色はカラー」
明るさは「明るく」
ピント「ピントは少しだけぼんやりしている」


では、ここから面白いことをしてみましょう。
失敗が怖くて進めないイメージの位置や距離を、怖くない方の位置や距離に変えたり色を変えてみるのです。
例えば、失敗のイメージがしょんぼり下向いているイメージなら、そのイメージをしている場所を動かしたり、色を変えたりするのです。イメージ自体を変えるのではなく、あくまでも、位置や色の方を変えるのです。

では、やってみましょう!!


【位置を変えてみる】
 《失敗が怖くて進めない状況》の「顔の正面より少し左下」から、
 《失敗しても怖くない状況》の「鼻よりやや右上」に、イメージを移動してみましょう。

【距離を変えてみる】
 《失敗が怖くて進めない状況》の「顔の正面から前に10cmくらい」から、
 《失敗しても怖くない状況》の「鼻から前に60cmくらい」へとイメージを少しだけ遠くにしてみましょう。

【色を変えてみる】
 《失敗が怖くて進めない状況》の「モノトーン」から、
 《失敗しても怖くない状況》の「カラーで明るく」へと色をつけてみましょう。

【ピントを変えてみる】
 《失敗が怖くて進めない状況》の「はっきりしている」から、
 《失敗しても怖くない状況》の「少しぼんやり」へとぼかしてみましょう。

意外なのが、ピントだと思います。失敗が怖くて進めないときの方が、イメージの中でははっきりと見ているんですね。

さぁ、まずは、みなさんご自分のイメージでやってみましょう。



どうでしたか?
失敗して怖くて進めいないイメージが、少しだけ怖さの感じ方が変わりませんか? 

私たちは何かを考える時、このように慣れ親しんだイメージの癖を持っているんですね。

特に、ポジティブをイメージしている時とネガティブをイメージしている時はその差が分かりやすいので、その癖を逆手にとって、ネガティブの場所や位置や色をポジティブの場所に置き換え、イメージを印象を変えてしまうのです。

ネガティブのイメージそのものをプラスに変えるのではなく、ネガティブのままでいいです。このテクニックなら、無理やりポジティブな元気な私のイメージをする必要はありません。

ただ、友達の話に入れずまた寂しい思いをしているイメージを、
私のポジティブの場所、距離、色、明るさ、焦点にしてあげるだけでいいのです。


私は時々ジャズを歌っているのですが、
ライブ前になると変な妄想をしてしまい怖くなることがあるのです。

私の下手くそな歌にミュージシャンが嫌気をさしイライラしている妄想をついしてしまうのです。
もちろん、ミュージシャン達はそんな人では全くないのですが、そのイメージに引きずられ、どんどん緊張し、硬くなり、失敗しないように歌うことばかり考え、逆に失敗してしまうのです。もちろんそんな時、いい歌なんて歌えませんから、ライブも歌も辞めちゃおうかなとまで思ってしまうのです。


そんな時、私は今日お話ししたこのテクニックを使って克服します。

すると、ミュージシャンもわたしも、お客様もイメージ自体もキラキラに変わり、緊張や失敗ですら「楽しもう!!」って思えてくるのです。
失敗や緊張を「無くそう無くそう」とコントロールするのではなく、
失敗や緊張を楽しもうと思えてくるのです。

このテクニックは、飛行機が怖くて乗れないなどの症状にも使えますが、
恐怖の度合いが大きい場合は【必ず】セラピストと一緒にやってください。

自分でやる場合は、まずは簡単な日常生活で感じる、
《本当は〜〜したいけど、失敗が怖くでできない、、、、》などでやってみてくださいね。

本日のメルマガは、

【失敗が怖くて進めない時、イメージが変わる あるテクニックとは】というタイトルでお話ししました。
いかがでしたか?

また、次回メルマガも楽しみにしていてください。

 

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