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なぜ、怒りを使って子供をコントロールしたくなるのでしょうか? 前回の続き

2019年1月29日メルマガにて配信

 

こんにちは。

アクアとおんの石川美樹です。

 

風邪が流行っていますが、

みなさんの体調はいかがでしょうか?

喉や鼻奥にはびこっているインフンルエンザウイルスを、

水をたくさん飲んで胃酸で殺すという方法もあるそうですね。

その話しを聞いてから、

今まで以上にマメに水を飲むようにしている私です。

 

 

さて、本日のメルマガは前回からの続きで、

 

 

なぜ、怒りを使って子供をコントロールしたくなるのか?

 

 

というタイトルでお話ししたいと思います。

 

前回のメルマガを読んでいらっしゃらない方は、

1/18配信の

【あなたの怒りで、子供の「だったらやらない」を創り出してませんか?】を

お読みになっていただけれると分かりやすいかもしれません。

 

 

 

 

さて、A君のお母さん、花子さんとしましょうか。

なぜ、怒りを使って子供をコントロールしたくなるのでしょうか?

 

簡単に言えば、

怒りを使ってコントロールすることが

彼女の《成功パターン》になっているからです。

 

 

えええええ?!

 

 

 

だって、A君は「だったらやらない!」ってなって、

成功してないじゃん。

 

 

そうなんです。

 

目の前の現実は

怒りを使ってコントロールすることに成功していないのに、

《過去》の成功パターンをついつい使ってしまうのです。

 

 

過去の成功パターンって?

 

 

その秘密は、

花子さんの小さい頃の心の傷に隠されているようです。

 

 

 

花子さんはとても厳しい両親の元で育ったそうです。

 

彼女いわく、

 

「私自身が、息子と似ていて自由奔放な子だったんです。

 しかしとても厳しい両親で、特に母親からは、

 『お前は怠け者だ。いつもだらだらしている』と怒られていたんです。

 自分自身でいるといつも怒られていたのでとても苦しかった。

 本当はそのままの自分を認めて欲しかった。

 しかし、母が怒るとヒステリーに手も出てくるので、

 それが怖く、母の言う通りにきちんとしなければならなかったのです。」

 

とのこと。

 

本当は自由奔放なこの私を認めて欲しかった。

しかし、あの怒りの中では、

母のいう通りにしなければ生きていけなかったとのこと。

 

 

小さい頃の花子さんは傷ついていたけれど、

生きていくために、

自分の信念や価値観を、

 

「母の言うことを聞き、

 だらだらせず、やらなくてらならないことを先にきちんとやる。

 このような子供がいい子なんだ。

 そうでないと、母に認められない。」

 

このように作り替え、

痛みを隠しながら行動も変えていったのです。

 

 

その過程では、

母親は《怒り》を使い、

自分の信念や価値観に合うように

子供をコントロールすることに成功し、

小さい頃の花子さんは、

心の痛みは奥に隠し、

《怒り》でコントロールされることによって、

認められることを獲得したました。

 

 

しかし、自分奔放なそのまんまな花子さんは蓋をされ、

奥にしまいこまれてしまったのです。

 

 

 

月日は流れ、

花子さんは母親になりました。

 

子供はこうあるべきだという信念と価値観は、

 

「母の言うことを聞き、

 だらだらせず、やらなくてらならないことを先にきちんとやるよい子」

 

とは思っているものの、

自分の子供時代のことを考えると、

もっとのびのびと生きてほしいとも思っています。

 

 

しかし、しかし、

目の前の息子はどう? 

 

あまりにもだらだらがひどくないか?

自由奔放すぎないか?

口答えしすぎじゃないか?

 

 

すると、小さい頃に蓋をしたあの頃の私が、

インナーチャイルドが、

大人の花子さんに怒りとともに訴え始めるのです。

 

「え? 私、自由奔放はダメだっていうから

 きちんとやったよね。よい子にしたよね。

 文句も言わずに頑張ったでしょ。

 お母さんに認められるために、

 自由奔放だった私に蓋をして奥にしまい込んだのよ〜!!

 私だって、本当は自由奔放の方がよかったのよ。

 こっちを認めて欲しかったのよ。

 目の前の息子はこのままでいいの?

 あの時の私はどうなるの? 

 私が良い子にしていたのは間違いだったの?

   あなたも認めてくれないの??」

 

 

と、大人の花子さんを揺さぶってくるのです。

心に蓋をしてしまった傷ついたあの頃の私が、、、、、。

 

 

すると花子さんの中で、

 

● 母に認められるためにいい子をやり、

   そのまま大人になっても

   いい人でいようとする花子さん

VS

 ● 小さい頃に蓋をした自由奔放な花子さん。

 

が不協和を起こし、不快感が増していきます。

 

 

 

前回、人は不協和に陥った時、

不協和のままはとても不快なので、

認知を変えたり、行動を変えたりして

不協和を解消するということをお話ししましたが、

 

さぁ、花子さんは、

どの方向に不協和を解消したのでしょうか?

 

 

多くの人は、

 

《あの時、私がやったことは正しかったんだ》

 

 

と、思いたくなる傾向があるので、

花子さんも、

 

「母に認められるために本当の自分に蓋をして

 いい子をやったのは正しかったんだ。

 あのまま自由奔放で育ったなら、

 私は本当にダメな人になっていたハズ。

 そう、蓋をしたのは正しかったんだ。」

 

と無意識に思ってしまい、

 

●母に認められるためにいい子をやり、

   そのまま大人になっても

   いい人でいようとする花子さん

 

の方に合わせて不協和を解消していきます。

 

 

すると今度は、

 

● 自由奔放に蓋をしていい子をやった子供の頃の花子さん

VS

● 目の前の自由奔放にしている息子

 

に不協和が起こり始めるのです。

 

 

インナーチャイルドは大人の花子さんに、

 

「私、自由奔放はダメだっていうから

 きちんとやったよね。よい子にしたよね。

 文句も言わずに頑張ったでしょ。

 (怒り)・・・・・・・・・・・・・・

 (怒り)・・・・・・・・・・・・・・

 (怒り)・・・・・・・・・・・・・・

 あの時の私はどうなるの? 

 私が良い子にしていたのは間違いだったの?

   あなたも認めてくれないの??」

 

と、どんどん声を大きくして叫び続けます。

 

すると、あの頃の私とは正反対の息子にだんだん腹が立ちはじめ、

インナーチャイルドが叫べば叫ぶほど、

あなたはかつてのお母さん目線になっていくのです。

 

 

「これを許していたらこの子は

 だらだらしたダメな人間になってしまう。」

 

 

 と、不安になり、

 

「やらなければならないことを

 先にきちんとやる子」

 

という信念・価値観に合わせてコントロールしたくなり、

かつてコントロールされる側として体験した

過去の《成功パターン》が表面化されるのです。

 

花子さんの母親がかつてやったように、

《怒り》でコントロールするという《成功パターン》です。

 

 

花子さんは過去の母親で、

A君は過去の自由奔放な花子さん。

 

《怒り》を使ってコントロールし、

《怒り》でコントロールされる成功パターン。

 

そこに、小さい頃の花子さんというインナーチャイルドの、

自由奔放にできなかった《怒り》、

認められなかった《怒り》、

大人になった自分にも否定される《怒り》、

も加わって、

大人になった花子さんはつての母親と同じように

《怒り》で子供をコントロールし、

《怒り》でコントロールされる息子

という現実を作りたくなってしまっていたのです。

 

 

しかし、もう皆さんもお分かりの通り、

過去の成功パターンとはいえ、

現実の今は成功していませんよね。

 

心の傷に蓋をして奥に押しこんだまま、

痛みを避けるために何かを選んでしまったことは、

このように、今の大人のあなたの行動にまで

影響を与えてしまっているのです。

今の成功パターンでないにもかかわらず、、、、。

《怒り》でコントロールすることは失敗しているにもかかわらず、、、、。

 

 

 

小さい頃の心の傷が、

大人の行動に影響を与えてしまうことを

インナーチャイルドと言います。

 

《怒り》で誰かをコントロールしたくなった時は、

何かしら、小さい頃の心の傷が関係していることが多く、

今回の花子さんのように、

世代を超えて、連鎖していくこともあるのです。

 

 

花子さんのケース以外でも

怒りの成功パターンは様々で、

例えば、小さい頃に従順だった子が、

初めて怒りで反抗したことで

親が意見を曲げてくれたような体験があった場合、

 

「怒りで訴えなければ、自分の意見は受け入れてもらえない」

 

というような信念と価値観を作ってしまい、

大人になった今でも、

本当は彼に甘えたいという表現が、

つい怒りとなって彼に訴えるということになったりします。

 

 

さぁ、あなたが、

誰かを《怒り》でコントロールしたくなった時、

怒りでコントロールし、コントロールされている

小さい頃の《怒り》のパターンがなかったかを

思い出しみるといいかもしれませんね。

 


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