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あなたの怒りで、子供の「だったらやらない」を創り出してませんか?

2019年1月10日メルマガにて配信

 

新年のご挨拶がすっかり遅くなりましたが、
みなさまどのようなお正月を過ごされましたか?

アクアとおん石川は、
今年もお役に立てるようなメルマガを
書き続けようと思いますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。


さて、新年最初のメルマガは、

あなたの怒りで、子供の『だったらやらない』を創り出してませんか?


というタイトルでお届けしようと思います。


さて、冬休みの間、
宿題をやらない子供と
こんなやりとりはありませんでしたか?


母親「ゲームばかりやらないで、先に宿題やりなさい」

A君「ちゃんとやるから大丈夫だよ」

母親「先にやりなさい。だらだらしてたらダメでしょ」

A君「この画面が終わったらやろうと思ってるんだから」

母親「終わったらじゃない。さっさとやりなさい。
   何度言ったらわかるの!(ガミガミ)」

A君「も〜〜、言われるからやりたくなくなった。
   『だったらやらない!』

母親「言い訳言わないでやりなさ〜い(激怒)
   バシッ(本を投げる)」

A君「絶対にやらない」(実際にやらなくなる)



母親(心の中で)
「怒られる前にやればいいのよ。
 言い訳ばっかりで、結局やらないじゃない。
 だからお母さんは怒るのよ、、、、、

 でも、そこまで怒らなくてもよかったかな?

 いやいや、あの子が悪いのよ。
 あのままだったら
 なまけ癖がついて何も達成できないダメな人間になる。
 だから怒ることは必要よ。

 でもでも、、、、、
 激怒して本を投げなくてもよかったよね、私、、、」


あらら。

そこまで怒る必要はないのに、
怒ってしまう自己嫌悪と、
怒りは正当なんだと思いたい気持ちと、
おさまない怒りとで、
ぐちゃぐちゃになってしまいましたね、、、。

人によっては
あるある的な冬休みの
一コマだったのではないでしょうか。



さて今回は、
お母さんの怒りの原因である
インナーチャイルドも含め、
なぜ、子供の「だったらやらない」を創り出してしまうのか?

ここをポイントにお話ししようと思います。


インナーチャイルドとは、

「小さい頃の心の傷が、
 大人の行動に影響を与える」

ということですが、
その心の傷はとても衝撃的なものをイメージしがちです。
しかし、実は、
小さな心の不協和から始まることも意外と多いのです。


え? 小さい不協和って??


では、先ほどの
あるある的な一コマで説明しながら
お話ししてみましょう。


ゲームに夢中になっているA君。
お母さんが何度も
「先に宿題をやりなさい」と言っているのに、
これが終わったらと言ってやらない。

(A君の心の中)
「俺さ、ゲーム大好き! でも宿題やらないとだなぁ。
 あ、すげぇ、ゲームクリアちゃったから、
 次の画面をちょっとやってから宿題やろう。
 あ、またすげぇ,今日の俺!
 宿題は後からでも大丈夫だけど、
 こんなすげぇ俺、滅多にないからね。
 宿題は、ここをクリアしたらやるから、
 今は、ゲームに集中だ!」

このように「これが終わったら」が続き、
宿題はどんどん後回しになってしまいます。
しかし、彼の中では
宿題もきちんとやる気でいるのです。

ただ、お母さんのタイミングでやらないだけなので、
A君のセルフイメージは、

【僕は遊びも宿題もきちんとやる子】となっています。


さて、お母の方は、
「これが終わったらやる」と言ってやらない息子に
やるやる詐欺にあったように感じ、
最初は怒りをこらえてますが、
そのうち、

「これを許していたらこの子は
 だらだらしたダメな人間になってしまう。」

と、
《母親の不安》から、
《怒り》を使って息子を、

「やらなければならないことを
 先にきちんとやる子」
 
へと、《母の価値観》に合うよう
コントロールしようとします。

しかし、
お母さんがコントロールしようとすればするほど、
怒り続ける現実が続きますので、
A君の方では、
自分が信じている自分像
=【僕は遊びも宿題もきちんとやる子】
との間に不協和が起こってきます。

「お母さんは僕を信じてくれていないのかな?」


その答えを探して下記のように推論をし始めます。

【もし、僕を信じてくれているなら、
 怒るはずはない】

でも、僕を信じてくれているはずの
目の前はお母さんは怒っている。
ということは、、、、、

【怒っているんだから、
 僕を信じてくれていない】


が〜〜〜ん!!!

と、答えはショックですが、
お母さんがなぜ怒るかの疑問が解消します。


しかし、今度は、


●A君の希望
ゲームが終わったら宿題をやるって言ってるんだから
お母さんには信じてもらいたい。
 VS
●現実
ゲームが終わったら宿題をやると言っているのに
信じてくれずガミガミ怒るお母さん


このような
希望 vs 現実の不協和が生まれてきます。


人は不協和に陥った時どうするでしょう?
不協和のままはとても不快なので、
それを解消しようとします。

解消する方法は様々あるのですが、
認知を変えたり、行動を変えたりして解消します。

例えば、タバコを吸っている人が、
タバコは健康に悪い
という情報を見た時には不協和が起こります。

その時、体に悪いなら行動を変え、
タバコをやめて不協和を解消する場合もありますし、
認知の方を変えて、
タバコはストレス解消にいいから
時には健康にいいとし、
タバコを吸い続けながら不協和を解消することもあります。


このように不協和はとても不快なので
不協和を解消しようと、
A君とお母さんの間でも、
それぞれがそれぞれの方法で解消しようと
攻防戦がヒートアップしていきます。


お母さんの不協和は、
●母の希望
息子はやらなければならないことを先にきちんとやる子
 VS
●現実
後回しにだらだらしてる息子

ここを解消するために、
A君が先に宿題をやれば
お母さんとしてはベストな方向に解消されますので、
現実の方を変えるべく息子をガミガミと怒り続けます。
 

A君の方でも、
ベストな解消の方向は、
ゲームが終わったら宿題をやることを
信じてもらうことなので、
お母さんのガミガミをやめさせようと
「終わったらやる」と主張し続け、
現実の方をなんとかしようと頑張り、戦いは拮抗します。


このように、
お互いが相手の行動の方を変えさせることで
不協和を解消しようとしている時、
さぁ、A君とお母さんのこのケースでは、
最終的にはどのように解消してしまうのでしょうか?


幼少期は、
親、教師、大人、周りにの権力や抑圧の力の方が強く、
相手の行動を変えさせるのは難しく、
また、幼い自分をコントロールしようとする力に抗うことも難しく、
自分の認識の方を変えて
不協和を解消してしまう時があるのです。


このガミガミ怒る力に抗えなくなったA君は、

「(心の中で)
 じゃ,わかったよ〜〜〜(怒)
 信じてくれないなら、
 
 『だったらやらない!!!』

 どうせ俺は、
 だらだらして、宿題を後回しにずる子なんだよ〜。

 ほら、お母さんが信じている通り、
 僕は、だらだらしたダメな人間なんだよ」



あちゃちゃ、、、、
こっちに合わせてしまったのね、、、。


宿題をやって、
お母さんの希望であるいい子に合わせるのではなく、
また、そんなの悔しく、反抗心からも、

こっちとは、
自分の希望の方を変更して、

【僕は母から信じてもらえない子だ】

の方に合わせて解消してしまったのです。

●A君
お母さんには信じてもらえないだめな子
 ||(不協和解消)
●現実
ゲームが終わったら宿題をやると言っているのに
信じてくれずガミガミ怒るお母さん

●お母さん →(ここはあくまでもA君目線ですが)
息子はだらだらしてダメな人間
 ||(不協和解消)
●現実
後回しにだらだらしてる息子


「ほ〜ら、両方ともイコールになったでしょ。
 ふん、俺は宿題やらないで、
 ダメな人間のままでいるよ。
   お母さん希望通りになんてならないよ。」



さぁ、親が、怒りで子供をコントロールした場合、
親の期待した通りになったでしょうか?

また、A君のセルフイメージはどうなったでしょうか?


せっかく高かったセルフイメージは崩れ、
お母さんの希望は叶わず、

そして、A君は、
不協和を解消するためだけに作ったはずの、

「僕は、お母さんが信じている通り、
 だらだらしたダメな人間なんだよ。
   どうせ、僕は信じてもらえないヤツだし、、」

に合わせ続け、
また別の心理圧力である一慣性の法則の元で、
次からも、ダメなセルフイメージの方に合わせ行動をし、
ゲームばかりして宿題をやらない自分を作り上げてしまうのです。


あちゃ、、、x 100回。


お母さんの怒りから
息子のインナーチャイルドが出来上がっちゃいました。

お母さんの不安から、
目の前の現実をどうしても変えたくなり、
怒りでコントロールし続けた結果、
息子にインナーチャイルドを作ってしまったのです。


もちろん、小さい頃の心の傷が、
必ずしも大人の行動に影響を与えるわけではなく、
A君の成長の中で、心の傷があったとしても、
傷を大きくせず、その傷から
素敵な花を咲かせることができるような人になるかもしれません。

色々な影響が絡み合うので、
全てが大人の行動に影響を与えるわけではありませんが、

もし、

「もしかしら私の怒りが、
 子供のインナーチャイルドを創り出してる???」

と、気になった方は、
どのように作り上げてしまうのかなど、
今日のポイントを知っておくだけでも、
小さい芽の時に、
毒牙だけを紡いであげることができるのではないでしょうか?


次回は、
なぜ、お母さんがそこまで怒りでコントロールしたくなるのか?

をお話しようと思います。


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