怒りのコントロール。最初に知っておいた方がいいこと

2018年1月17日メルマガにて配信。

 

こんばんは。

アクアとおんの石川美樹です。

 

 

寒い日が続きますね。

私は寒くなると朝のウォーキングがしたくなるのですが、

今朝、目の前を何かが落ちていき、

「ペチャ」っと音がするではありませんか!!

 

なんと、ムクドリのうんちでした。

数センチで直撃でしたが、

ムクドリ君、、、。

もしかしてわざとですか? 笑

 

 

 

さて、本日のメルマガは、

 

【怒りのコントロール。最初に知っておいた方がいいこと】

 

というタイトルでお話ししたいと思います。

 

 

 

よくあるクライアントさんからのご相談です。

 

「先生、、、

 どうしても怒りがコントールできず抑えられなんです。

 怒りが出ないような私にしてください」

 

 

このように《怒りをコントロールしたい》という

相談はとても多いのですが,

コントロールできるようになるというより、

そもそも《怒りが出ないようにしたい》という思いが

とても強いことが特徴です。

 

何故ならば、

 

《怒りがでる私》= 理性で感情を抑えることができていない。

故に、 大人になりきれていない。

 

大人になりきれていな人間 = ダメな人間だ。

故に、私ってダメ人間。

 

ダメ人間な私 = 誰からも認められない、、、。

 

 

こんな感じで、負のスパイラル思考に陥り、

悪玉の親分である《怒り》を

元から断ちたい!という願望になっしまっています。

 

 

しかし、怒りという感情(情動)は

そんなにいけないものなのでしょうか?

 

 

脳神経学者のアントニオ・ダマシオは、

意思決定において、情動的な身体反応が重要な信号を提供し、

意思決定を司る脳に影響を与え、判断を助け効率を高めるという、

ソマティックマーカー仮説を唱えています。

 

(※情動とは、〘心〙 感情のうち、急速にひき起こされ,その過程が一時的で急激なもの。

 怒り・恐れ・喜び・悲しみといった意識状態と同時に、

 顔色が変わる,呼吸や脈搏(みやくはく)が変化するなどの

 生理的な変化が伴う。情緒。by 三省堂大辞林)

 

 

「あれ?

 感情的になることって

 理性がその情動というものを抑えきれず、

 感情のまま、わがまま放題になるってことじゃないのですか?

 

 だから、

 きちんと理性的に振る舞えるようになる為には、

 感情って邪魔になるんだと思ってますが、、。」

 

 

こんな声が聞こえてきそうですね。

 

 

 

実は違うんです。

ソマティックマーカー仮説によると、

 

意思決定には、

むしろ感情を積極的に取り入れる方がいいということなんですね。

(まぁ、仮説ではありますが、、、、)

 

 

ですから、

感情をコントロールしていく為にも、

まず最初に覚えておいて欲しいことの一つとして、

 

 

《怒りを悪玉として槍玉にあげないこと》

《怒りを押さえつけて葬ろうとしなこと》

《怒りをダメなものとして扱わないこと》

 

 

このポイントがとても大切となってきます。

 

 

本当は、怒りの身体反応が

意思決定を効率よくサポートしているのに、

 

「怒ってはダメだ」

「理性で抑えられない私はダメだ」

「こんなことでは周りからみとめられない」

 

など、このような、

罪悪感や不安、〜せねばならないという

心にブレーキをかけてしまう思考パターンで、

実は情動を使って効率よく判断しているにも関わらず、

後からそれを自分で打ち消し、

本当に欲しい意思決定ではなく、

 

【痛みを避ける為に何をするか】という

意思決定から行動してしまうのです。

 

 

ですから、

怒りをコントロールできる私になる為に、

 

 

最初に、

1 怒りが出ることを悪玉に思わなこと。

 

次に、

2 怒りが抑えられない私は、

  抑えられないことで

  どんな痛みを引き寄せてしまうと思っているのかを

  考えてみましょう。

 

そして、

3 その痛みを避ける為に

  どのような心のブレーキを作動させているのかを解明していく。

 

 

この順番がとても大切になるんだと、

私は、多くのクライアントさんの例から学ばせていただきました。

 

反対に言えば、

この順番を飛び越え、心のブレーキばかりをみてしまっていた時期は、

なかなかブレーキが解決できなかったり、

クライアントさんの状態が

元に戻りやすくなってしまっていたのです。

 

 

 

さぁ、【怒りをコントロールしたい】と

思っているあなた。

 

まず最初に、

怒りを悪玉にしていないか?

ちょっと心のチェックをしてみませんか?

 

 

 

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