こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。
関東は梅雨に入りましたが、
ふんわり大きなアジサイ花がとても綺麗な季節でもありますね。
あなたの住む場所にはどんなアジサイが咲いているかしら?
さて、本日は、
「インナーチャイルドと忖度」というタイトルで
メルマガをお届けしようと思います。
昨日ジュンク堂という大きな書店の中を歩いていると、
なんと「忖度フェア」という一角があり、
「『空気』を読むより,本を読もう!」
というキャチコピーが掲げられていました。
上手い!!
ということで、
今回は最近流行りの「忖度」という言葉を使って、
インナーチャイルドをご説明しようと思います。
「忖度」とは、辞書的には、
《他人の気持ちをおしはかること。推察。 「相手の心中を-する」》
大辞林 第三版より
とあります。
通常の気持ちは目に見えません。
その目に見えない相手の気持って
どうやって推察するのでしょうか?
レストランのお客様が店の奥を見ながらキョロキョロしていたら、
《お手洗いを探している》と推察し、
と相手の気持ちを推し、
お客様が何も言わなくても,
「お手洗いはあちらです」と声をかけてくれます。
これ、気持ちの良い忖度ですね。
悪代官がキセルをくわえながら、
「わかっているな、、、」と言えば、
「お代官様、、、、、こちらをお納めください」と
賄賂をくれと言わずとも小判が出てきますね。笑
多くの日本人は「場の空気」というものを
小さい頃から推察することを学んでおり、
経験値の中で忖度を学んでいきます。
実はインナーチャイルドもその経験値の中で、
「忖度」が原因で出来上がってしまうことが非常に多く、
また、忖度する日本人は、
インナーチャイルドができやすいと私は考えています。
小さい頃は、外側の圧力や環境を変化することがとても難しいため、
自分の内側を(価値観やセルフイメージ、資質)歪めてまでも、
不協和を協和させたり、
つじつまを合わせていこうとする心の圧力が働き、
それがインナーチャイルドを
固定化してしまう一つの原因となってしまうです。
本当はおもちゃが欲しいのに
お母さんの気持ちを忖度し、
ノートと鉛筆を欲しがってみたり、
本当はお母さんと一緒遊びたいのに、
お母さんが携帯ばかりみてため息をついているので、
忖度して一人でゲームを楽しんでいるフリをしてみたり、
本当は子供だから思いっきり甘えたいのに、
忖度して、喧嘩している両親の仲裁に入り、
家族の輪のためにピエロを演じてみたり、、、、。
周りの空気を読んでは先回りして忖度し、
自分をおろそかにしてしまう行動を続け、
最初のうちは、心の痛みこそあれ、
忖度が功を奏し、
お母さんが褒めてくれたり、お母さんが笑ってくれたりしますが、
心の痛みはどんどん積み上がり、
そのうち痛みだけでなく、
お母さんは褒めてくれなくなり、笑ってもくれなくなる。
そして、別の忖度をしてみるが、
もう、その忖度はお門違いの忖度となり失敗してしまうのです。
どうでしょう?
あなたも小さい頃に、
家族や、学校や、集団生活の中で、
忖度しすぎて、
心のブレーキを踏んでしまう
インナーチャイルドを作っていませんか?
アクアとおんでは、
このようなインナーチャイルドが出来上がる仕組みを、
「インナーチャイルドこころの仕組みワークショップ」(2時間)として
とてもわかりやすく、体を使った簡単なワークなども取り入れ、
楽しく解説していきます。
インナーチャイルドは、
実は、その仕組みを知ることだけでも、
「なるほどね」と、
ブレーキを緩めることができるのです。
最後に有名な面白い笑い話を一つ。
沈没しそうな船から脱出する際、
小さい救助ボードは重量オーバーで誰かに降りてもらわなくてはなりません。
そんな時、どんな声かけをすれば率先して降りてくれるでしょうか?
イギリス人には、
「紳士になれますよ」
アメリカ人には、
「英雄になれますよ」
ドイツ人は、
「規則ですから」
日本人には、
「みんな降りてますよ」
まわりを忖度しすぎて、
自分を見失わないように!!
2017年6月12日のメールマガジンより
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