本日は、前回メルマガの続き、
「やりたいのにできない時のインナーチャイルド Vol.2」として、
1. 「本当にやりたいのにできない場合」で、
やりたくない事ばかりに焦点が合いすぎ、
やりたいことが見えていないケースをお話しようと思います。
( 2.「本当はやりたくない場合」は、Vol.3に書きますね)
まずはおさらい。
「本当はやりたいのにできない」という悩みをお持ちの場合、
1. 「本当にやりたいのにできない場合」と、
2. 「本当はやりたくない場合」
とがあるので、
このどちらなのかを見極めることが必要だ。
と、前回ご説明させていただきました。
この「本当にやりたいのにできない場合」の中には、
やりたくない事ばかりに焦点が合いすぎ、
やりたいことが見えていない場合があるので、
今回は、このお話ししをしておきたいと思います。
例えばこのような状況です。
B子ママの朝の風景です。
忙しい朝。いつもダラダラしている息子に、
「いつもイライラをぶつけてしまう。
こんな私を変えたい、、、、
でもイライラを止めることがどうしてもできないんです」
と悩むB子さんに、
どうなりたいのか?
何をやりたいのか?をお聞きすると、
「イライラをぶつけないこと」
とおっしゃいます。
これ、やりたいことではなく、
避けたいことです。
自分が嫌だと思っていることを禁止することが
やりたいことになっていますよね?!
前回 Vol.1 のA子さんは、
変えたいイメージとして、
「本当は『優しくしたい』のに」と、
優しくしたいという、
やりたいイメージがはっきりしていましたが、
B子さんの場合、
自分がやめたい行動を否定し
禁止することがやりたいたいこととなっているのです。
これはやりたいことではなく、
痛みを避けるために選んだ行動にすぎません。
自分が本当に行きたい場所を見失って
分からなくなっているにも関わらず、
嫌なことを禁止することはやる。
車に例えると、
ブレーキを踏んで止まっている状態ではなく、
アクセルとブレーキを一緒に踏みながら、
でも、行きたい場所がわからないので、
ウロウロと、同じところをぐるぐる回わり、
ガソリンを無駄に使っているような状態です。
ですから、
禁止ではなく、
本当は何をやりたいの?
本当はどうしたいの?
と心の中で、
痛みを避けるために禁止ではなく、
「本当は、優しく接したい」
「本当は、息子に愛を送りながら怒りたい」
「本当は、ニコニコ顔ででもしっかり諭すことをやりたい」
など、禁止のやりたいことではなく`
本当に心からやりたいことを見つけていくことが必要です。
もしかすると、
本当にやりたいことが見えていないから、
「やりたいのにできない」でいるだけなのかもしれませんね。
では、次回こそ、
Vol.3として、
「本当はやりたくない場合」をみていきましょう。
2017年9月10日のメールマガジンより
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