こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。
あっと今に1月が終わり、
1年の1/12が終わっちゃいましたね。
2月3日の節分からは、
本当の意味で新年となりますので、
もっともっと楽しい1年であるよう願っていきたいですね。
さて、前回のメルマガでは、
自分のインナーチャイルドを改善したら、
旦那様から
「最近お前にイライラしなくなったんだよな〜。
なんでだろう? 特に努力したわけでもないのに、、、?」
って不思議がられたお話をさせていただきました。
(まだ読んでいない方は
【インナーチャイルドを改善したら夫が変化した!】で)
この体験談をメルマガで書いている途中、
ある出来事をふと思い出したのです。
そういえば、
私が変わったら、
周りの状況が嘘みたいに変化したことあったな〜〜。
そんな、
私が心の世界を学び始めた頃のお話しをシェアすることで、
みなさんのインナーチャイルドの
改善のヒントにしていただけたらなと思い、
今回はそのお話を書き綴ろうと思います。
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これは私がまだOLだった頃の話しです。
仕事をしながら心理の勉強をしていたのですが、
《自分の内側が変われば環境が変わる》
ということを学んだばかりでした。
そんなある日、
仕事が終わって帰ろうと思い、
エレベーターを使うより非常階段を使った方が近道だと、
非常階段の扉を勢いよく開けたのです。
しかし、普段、人なんてほとんど通らないその階段から
人が降りてきていたのです。
私が開けたその扉が降りてきた女性のかかとに命中し、
皮膚が深く擦り剥けてしまうような怪我をさせてしまったのです。
幸い縫うほどの怪我ではなかったものの、
靴を履くと踵が痛いとのことで、
病院へ連れて行き、病院代と帰宅のタクシー代、
当面のタクシー代を私が負担し、
私の不注意だったことを深く謝罪し、
お互い帰宅しました。
勤務中の事故だったこともあり、お見舞金のほか、
その後の治療代金などは私の会社の保険で支払うこととなり、
あとは保険会社が入るとのことで、
私はその彼女とは
怪我をさせてしまった日を最後に会わずじまいでした。
しかし、その後問題が勃発します。
彼女が保険会社に提出した領収書のタクシー代が
あまりにも高額だったことで、
怪我をされた彼女の会社社長と、
私の会社社長が喧嘩を始めてしまったのです。
「おたくの社員が怪我をさせたんだから、
保険会社が出せないと言っているタクシー代は、
どんなに高額でも支払うのは当たり前でしょ」
「いやいや、傷の具合からしても、
プラベートで乗ったタクシー代を、
しかも常識をはるかに超えている回数と金額ですよね?
常識はずれじゃないですか!!」
「会社として、無責任ですよね」
こんな感じでエスカレートし、
上階の会社は「訴える!」ってなってしまったのです、、、、、。
私が訴えられるということではないのですが、
私は罪悪感でいっぱいです。
「私が訴えられるわけではないから、、、、」
と思ってみたりするのですが、
罪悪感から逃れることはできず、
苦しくて人生最悪の状態でした。
そこで私は、
「この苦しさはどこから来るのだろう?」
「自分の何がこの状況を投影しているのだろうか」
と、学んだばかりの知識を総結集してみたのです。
すると小さい頃の
こんな記憶を思い出したのです。
私は小さい頃、
両親の機嫌で怒られることが多く、
特に母の口癖で、
「あんたがこうだから」
「あなたのせいでこうなった、、、」
と怒られ、
いつも悔しい思いをしていたのです。
ですからその反動で何か不都合なことがあると、
「私のせいじゃないよね?」
と確認したくなったり、
「私のせいじゃない!!」
と強く思いすぎる傾向があることに気づいたのです。
もしかして、
今の状況をひどくしているのは、
このような《小さい頃から私のテーマ》が
投影されているからではないだろうか?
と思い始めたのです。
そっか、なるほど、そう考えると、
私は何かから逃げていないか?
そうだ。
「私のせいだ」と思うことを避けているのでは?
でも、今回は明らかに私のせいだ。
私が不注意で扉を開けてしまったからだ。
もしかして、そこを認めたくない自分があるから、
周りに投影してしまい、
余計にややこしくなっているのてはないか?
そうだ、、、、、、、。
腑に落ちた。
きちんと「私のせいだ」と認めよう。
それに気づいたとき、
妙にスッキリ、清々しい気分になたことを覚えています。
間に保険会社が入っているからって、
私は怪我をさせてしまった彼女にあれから会っていない。
「まずは、もっともっときちんと謝罪しよう」
と思い、
私は怪我をした彼女に直接手紙を書いたのです。
まだ携帯電話がそれほど普及していなかった時代です。
その手紙には、
私は外資系企業にいたので、
こちらが悪くても
《謝ること=不利になる》という気持ちを
少なからず持っていたかもしれないこと。
会社同士がもめ始めて、
保険会社が入っているからと傍観者になっていたこと。
また守られると自分のことばかり考えていたこと。
でも、怪我をした人の気持ちはどこへ行った?
相手の気持ちを考えずにいた自分に気づいたこと。
「よく考えたら怪我をした日しか謝っておりません。
会社同士がもめてしまったのも私のこんな
小さく驕った心のせいです。
どうか心の底からきちんと謝らせてください」
と手紙を書いたのです。
するとその手紙を受け取った彼女が
次の日に彼女の社長さんに見せたようで、
なんと、社長さんがその手紙にいたく感動したらしく、
私はその社長さんにお呼ばれし、
私が個人的に支払った見舞金とタクシー代分のお小遣いをいただき、
反対にお礼を言われ、感動しましたと上機嫌。
今回は、あなたの心の美しさに免じて、
会社を訴えるのは取りやめにしますと言われ、
一件落着となりました。
私は心の中で、
「いや〜〜、、、美しくないから
こんなにぐちゃぐちゃになったのに、、、」と恐縮しまくりでした。
この時は、
まだ心の仕組みを学んだばかりだったので、
今のようなインナーチャイルドのアプローチを
していた訳でありませんが、
この一件から、
私の心理学的な学びと、
インナーチャイルドへのアプローチが
大きく展開していくこととなるのです。
私が変われば相手が変わる。
私が変われば環境が変わる。
私が変われば世界が変わる。
ぜひ、みなさんも
インナーチャイルドが抱えている心のブレーキやテーマを
見つけ、改善することで、
自分のみならず、
私たちの周りの世界を変えていきませんか?
まずは、インナーチャイルドが、
どのような仕組みで出来上がってしまうのかを
2時間で簡単に学んで見るといいかもしれませんね。
2017年2月1日のメールマガジンより
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