【心のモヤモヤを消す方法】相手を攻撃せずに心のモヤモヤを一瞬で解消する!


心にモヤモヤがかかって、どうしてもすっきりしない。

 


「あ〜〜〜。
 このモヤモヤが取れたら
 どんなにすっきりして気持ちがいいだろうか」

 


この心のモヤモヤ。
イヤな出来事からモヤモヤしている場合と、
なんだか解らないけど、
漠然と慢性的に心がモヤモヤしている場合とがあります。

本日は、
イヤな出来事から心がモヤモヤしている場合の応急処置として、
心が一瞬ですっきりする方法をお伝えしましょう。

しかも、
相手を攻撃せずにそれができるなんて!!

早く知りたいですね。




心のモヤモヤは行き場を失った感情


心のモヤモヤのほとんどが、
行き場を失った感情のエネルギーなんですね。
反対に言えば、
この感情に行き場があれば言い訳ですが、
この心のモヤモヤを
その対象や他のものにぶつける訳にはいかない時や、
その解消法を知らないでいる時に、
心の中で行き場を失い、心の中でべっとりと貼り付き、
スッキリせずモヤモヤしてしまう訳です。


例をあげてご説明しましょう。
会社員A子さんが、上司にこのような報告したとします。

「◯◯課長。新しいお菓子のアンケートですが、
 お客様から『もっと歯ごたえが欲しい』と
 沢山のご意見を頂いています。
 売上げを伸ばすためにも、至急改善したほうがいいかと思います」

しかし上司の答えは、

「いや〜。もし改善に失敗して、
 さらに売上げが落ちたら私の責任になるんで、
 私が上司じゃないときに提言してくれる?」

(これ実話を元にストーリーを変更しています)


この上司、毎回毎回、
何を提言しても、責任とりたくない発言ばかり。
実際の業務でも責任のがれが多い。
しかもこんな発言を部下にするなんて
A子さんの怒りはピークに達します。

「上司って、責任とるのが上司でしょ!!
 自分を守ることばかりで、
 お客さまのことを全く考えていない。
 ふざけんな〜〜!!(激怒)」

本当は本人に言ってやりたい。

でも言えない。

さぁ、
このモヤモヤどうしたらいいでしょう〜〜〜〜!!!
すっきりするためにはどうしたらいいでしょう?

 

 


心のモヤモヤがすっきりするための間接的に伝える技術


上司や目の前の人に対して不満を直接伝えられない場合、
このようにやってみるといいでしょう。


上司の方を向いて、

「◯◯課長。最近のニュース見ました?
 政府は年金の運用を失敗して◯◯兆円の損失ですってよ。
 国民のことを全く考えず、
 どうせ責任逃れするんでしょうね。
 『ふざけんな〜〜!!』(激怒)と言ってやりたいですよ」


どうですか?

このように、
『ふざけんな〜〜!!』の話題や言いたい相手は違いますが、
実際に言いたい言葉を
本当は言いたかった人に言っていますよね。

責任逃れとか、
相手のことを考えていないとかも入ってますね。

やり方ですが、
『ふざけんな〜〜!!』と言いたい感情が、
「誰から」「どんな場面から」起こったのかを考えます。
その場面を変換し、
本当は言いたかった相手に向って、
感情を吐き出すというテクニックです。

誰から → 課長 → 政府
どんな場面 → 課長はいつも責任逃れする → 政府はいつも責任逃れする

でも、コミュニケーションしているのは、
実際に言いたかった相手という訳です。

この技は、
心のモヤモヤをすっきり解消するのに
応急処置としてとってもいい方法なんです。

 
「◯◯課長聞いてください。
 今、ランチから帰る時、見ず知らずの人が私にぶっかってきて、
 何も言わずに通りすぎたんですよ。
 『ばかやろ〜〜!!』(感情を思いっきり込めて)
って
 言っていってやりたくなりましたよ」


(笑) ぜひ使ってみてくださいね。


この方法は、
モヤモヤの対象が解っていおり、
相手に対して感情を吐き出したい時に使える
応急処置法ですので、
自分の中に原因があることも多々あります。
ですからこれをやりすぎると、
自分が変わらなければ世の中は変わらないこと
見逃すことにもなりかねないので、
やりすぎには注意。(^_^) 




心のモヤモヤがすっきりしないー慢性的な場合は?


では、次に,
ただ漠然と慢性的にモヤモヤがすっきりしない場合や、
また、心のモヤモヤがすっきりしない原因が、
自分を責めたり、自己価値が低いことからくる場合には
どうしたらいいのでしょうか?

これは残念ながら一瞬という訳にはいきません。

もし一瞬で解消できたとしても
すぐに心のモヤモヤが戻ってくるでしょう。

漠然とした理由の解らない心のモヤモヤは、
心の奥にある潜在意識という、
意識できない心の領域からの言葉にならない叫びなんです。


ですから、
脆くなった鉄の表面だけにペンキを塗ったとしても、
内側から崩れていくように、
内側を根本的に解決していかなければなりません。

その言葉にならない叫びは、
心の奥深くで防音室にでも入っているかのように、
何かを叫んでいますが、
その声は、私たちにはハッキリ聞こえないのです。

防音室では何かを演奏しているのは分かる。
しかし、その音楽が、
クラッシックのピアノなのか?
オーケーストラなのか?
オペラ歌手の歌なのか?
ジャズの演奏なのか???

はっきりとは分からないのですが、
悲しい音楽なのだけはしっかり分かっている状態です。

 

 

 


小さい頃に傷ついた心の記憶が原因?


慢性的な心のモヤモヤの原因は、
そのほとんどが、

小さい頃に傷ついた心の記憶と言われています。

誰にだって
小さい頃に傷ついた心の記憶なんて無数にあります。

しかし、その小さい頃に傷ついた心の記憶が、
モヤモヤと心の中に巣食って、
何かやろうとしたときに、

「心にモヤモヤがあるから
 楽しい気分になれない。だからからやらない」とか、

「心にモヤモヤがあると、
 なんだか自信がなく感じられる」とか、


「心のモヤモヤを感じると、
 私なんて価値がないように感じてしまう」など、

このように、私たちの行動や、
生きる活力に影響を与えていたらどうでしょう?


このように、

小さい頃に傷ついた心の記憶が、
大人の私たちの行動に影響を与えてしまうことを、

インナーチャイルドといいます。


そのさまは
まるで子供のようだとつけられた名前だと言われています。


例えば、
小さい頃、テストで98点を取ったにも関わらず、
その2点を責められるような親に育てられた場合、
失敗を恐がり、いつも失敗することを考え
モヤモヤが解消できない大人になるかもしれません。

また、両親が仲が悪く、
家族の和を大切にしたいあまり、
ケンカが始まるといつも道化役をやっていた過去の記憶が
あるかもしれません。
そのような子は大人になると自分の意見をハッキリ言わず、
いつも、相手に合わせている
自分にモヤモヤしているのかもしれません。


このように、
過去に『傷ついた』心の記憶から、
大人のあなたの心の中で
ブレーキを踏んでしまう
自分の価値観や自分のセルフイメージ
が作り出されてしまうのです。


このような小さい頃の傷ついた思いと行動は、
心の奥深くにしまい込まれ、
ただ心のモヤモヤとしてだけでしか
メッセージを送れないようになってしまっているのです。

 

 


慢性的な心のモヤモヤを解消たるためには?


このように、
慢性的な心のモヤモヤを解消するためには、
インナーチャイルドを解決していかなければなりません。

その後でないと、先ほどお伝えした、
一瞬で解決できる方法は
慢性的な心のモヤモヤには効果を発揮しないんですね。

(もちろん、その場では解消できますが
 また戻ってきてしまいます)


インナーチャイルドは過去の記憶から作られています。
その記憶から作られた自分自身を判断する価値観や自己評価は
人それぞれ違っており、
過去の記憶が詰まっている
それぞれの潜在意識にアプローチする必要があります。

 

 


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