ホメオパシーとは、簡単に表現すると、 「ヨーロッパでの伝統医療」 「体に害のない自然療法」 「西洋版の漢方薬」となるでしょうか。 同種療法と訳され「症状を起こすものはその症状を取り去ることができる」を基本とし、
「症状を起こすものを非常に薄める事でその毒性を無くし、 ゆえに体に優しく、そしてそれは薄められてはいるものの、 活力を与える事で特有の情報だけが残される」
という、とても体にやさしい療法です。 ヨーロッパでは医療保険の対象になっている国もあり、 英国王室の主治医はホメオパシー療法家である程、絶大な人気を誇る療法であります。
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ホメオパシーでは、心と身体を同時に観ていくことができます。
「症状をもたらすものは、それと似た症状を治す」
という自然界にある法則を利用し、
レメディーと言われる薬草などを薄めて震盪させたものを使い
自然治癒力を引き出す療法です。
私たちのようなホメオパシー専門家に相談する場合、
レメディーを選ぶ作業は1時間近くかかる「問診」が中心となります。
その問診では、
現在困っている症状の詳細を詳しくお聞きしなくてはならないのですが、
現在の状態だけでなく、
その症状が始まった頃のお話しだとか、
それが起きた時の心の状態だったり、
その症状は何をすると好転し、どのような時に悪化するのかなど、
問診で深く深く切り込んでいかなくてはなりません。
私はホメオパシーの資格取得する前に、
すでに、アメリカで開発された脳科学と心理学をまぜたような
心理カウンセリング術を学んでいたので、
心の深くに切り込むことのできる問診での会話術は得意中の得意でありました。
多くのセラピストは実地の現場で、
心と身体が一体ということを、まざまざと見せつけられるのですが、
例えば、心の問題でいらっしゃった方の問診中に、
車の事故でむち打ちになり、そのあたりから心の問題が発生したことを突き止めると、
首の疾患に対してレメディーをお出ししたりします。
するとなぜだか心の問題がするすると氷解したりします。
反対にアトピーなど身体の問題でいらっしゃった方に、
過去の悔しさや怒りを解消するようなレメディーをお出ししたら、
アトピーが綺麗に消えたりなど、
「本当に心と身体って一体なんだな~」と、
これまで5000人以上観させて頂いたなかで心から実感させられました。
私は、ホメオパシーの前に、
介入法のNLPと非介入法のカウンセリングを学んでいますので、
問診中に、心の深くに切り込むことは得意中の得意なことはお話ししましたが、
ある時、現代医学では解明できない症状を抱えていた方を診ていたていた時、
非常に大きなことに気付くのです。
私は心理カウンセラーでもあるので、
問診中に心の面をお聞きすると時間がどうしても長くなります。
そのクライアントさんは、身体の疾患を抱えていたのですが、
ホメオパシーで良いところまでいくのですが、
最後の一押しがなかなか進まないんですね。
ですから、最新の心理テクニックを駆使しながら心理面を深く深く探っていくと、
「私は本当の自分になってはいけないんですよ。」
とおっしゃるんですね。
とても優しく人を想う気持が大きい方だったのでびっくりして、
その理由をお尋ねすると、
小学校6年生の時に、特殊級の男の子をいじめた過去の記憶を思い出したのです。
やんちゃなタイプだった彼は、いじめというより、
遊びの延長でやりすぎた感はあったものの、
それほど重大になるとは思っていなかったそうなんですが、
特殊級の子だったこともあり、担任、校長、父親から、
「弱者をいじめるなんて、オマエは最低の人間だ」と、
ボコボコにやり込められたそうです。
彼は「このままの無邪気なオレでは人を傷つける人間になるんだ。
だから本当の自分ではいけないだ」
と、その日から、いい子でいなくてはと仮面をかぶって
生きてきたような気がすると、語ってくれました。
彼はホメオパシーの相談会のその日までずっと、
「本当の自分にはなっていけない。
なぜならば、オレは人を傷つける人間だからだ」
と、心の奥深くで思っていたのです。
病気 = 本当の自分ではない姿
ですよね。
あ、、、、ここだ !!!
彼が、自分が自分をどう見るかの「認知」が大きく歪んでしまい、
そこを改善しないと好転しないんだと思い、
それを解錠するためにあるテクニックを使った途端、
なんと瞬時に、
「あ~~。やられた~~。本当のオレは、人を笑わせて楽しいやつじゃん」
とおっしゃたのです。
その日を境に、あと一押しだと思っていた症状が加速して好転していったのです。
(認知とは、人間が外側の世界にある対象物を何であるかを
判断したり解釈したりする過程のこと)
大きな大きな気付きでした。
以前から、インナーチャイルドという小さい頃の心の記憶が原因で、
疾患が動かないことがあることは分かっていましたので、
重篤な心のストレスとなった記憶をやインパクトのあった出来事を問診で探り、
その感情に対してレメディーを選んでいたのですが、
小さいころの記憶と感情が原因なのではなく、
傷ついた過去の記憶から、自分が自分ををどうみるかの
「認知」が歪んでしまったことがインナーチャイルドであり、
そこをひも解くことで大きな改善が生まれるんだと気付いたのです。
ホメオパシー療法の中でも、インナーチャイルドを癒すレメディーがあります。
しかし、このレメディーを使ってもなかなか効果が出ない方に、
石川式のインナーチャイルドのセッションを受けていただくようにすると、
なんと! 効果的にインナーチャイルド が解決するようになったです。
ただ解決するだけでなく、
その後のホメオパシーのレメディーの効果も出やすくなりました。
2020年1月現在、石川は心理セラピスト一本でやっており、ホメオパシーの処方はしておりませんが、もし、ホメオパシー療法の前に、後に、間に、
まずは、心のブレーキに注目し、石川式のインナーチャイルドケアを受けてみられたい方、
ぜひ一度2時間のワークショップに参加してみてくださいね。
インナーチャイルドの心の仕組みがわかりますよ。