こころのホールネスとは? 生きづらさを解消する新しい心のあり方


 

生きづらさを解消する、新しい心のあり方

 

強さも弱さも、喜びも悲しみも、ポジティブもネガティブも──

そのすべてを丸ごと受けとめ、しなやかに生きる心のあり方を「こころのホールネス」と呼びます。

 

どんな出来事があっても立ち直れる力。

思い込みやとらわれから自由になり、本来の自分を取り戻すことで、

 

あなたは望む未来へと進むことができます。

 

 


こころのホールネスが失われるとどうなる?

  • こころのホールネスがある状態:調和、自由、安心感、しなやかさ
  • こころのホールネスが失われた状態:対立、硬直、孤独、エネルギー低下

この違いは、心のあり方だけでなく、身体や行動、そして人生全体に影響します。 

 

心がホールネスの状態

ホールネスが失われた状態


なぜ心が歪むのか? インナーチャイルドと無意識の記憶

 ──インナーチャイルドと無意識の記憶

 

私たちの思考と行動の約97%は、無意識の記憶によってつくられています。

その中に「幼少期の心の痛み」があると、
心はその痛みを避けようとしすぎてバランスを失い、ホールネスが歪んでしまうのです。

 

代表的なのが「幼少期に傷ついたこころの記憶=インナーチャイルド」。

この傷によって作られたセルフイメージや信念が、

生きづらさを繰り返す原因になります。

 

👉 インナーチャイルドについて詳しくはこちら 

石川美樹のオリジナル心理メソッド|24年・5800人の実績

心・身体・未来をつなぐ《統合型ホールネス・セラピー》

 

私は24年間で5,800人以上のカウンセリングを行い、

認知心理学・認知神経科学・社会心理学・脳科学・NLP(神経言語プログラミング)
などをもとに体系化した独自のメソッドは、
身体アプローチも統合して、

人が“本質的に変化するプロセス”を体系化してきました。

 

その中で見えてきたのが、こころのホールネスを整えるための3つの柱です。

 

こころのホールネスを整えるためには、

 

「心・身体・未来」の3つの領域からアプローチすることが大切です。

 

 

 

🔑第1の柱|心(過去):無意識の記憶を理解する

 

 

幼少期の心の傷(インナーチャイルド)や無意識の信念にやさしく光を当て、

「なぜ私はこう感じるのか?」を理解することで、

無意識に繰り返してきた反応パターンをほどいていきます。

 

 

心の構造が見えると、不安や怒りは“安心”に変わっていきます。

癒しとは、痛みを消すことではなく、“仕組みを理解して安心を取り戻すこと”なのです。

 

 


 

 

🔑第2の柱|身体(現在):感情のブレーキを緩める

 

 

心の記憶は、身体にも深く刻まれています。

ポリヴェーガル理論やソマティック・マーカー仮説が示すように、

身体は「安全」「危険」を神経レベルで覚え続けます。

 

いくら前向きに考えても、身体が“まだ危険だ”と感じていれば、行動は止まってしまう。

石川メソッドでは、呼吸・体感・神経調整などを通して、

身体に「今は安全だよ」と伝えるワークを大切にしています。

 

身体が安心を思い出すと、心も自然に動き出します。

 

 


 

 

🔑第3の柱|未来(これから):生き方のゴールを再設定する

 

 

癒しの先には、「これからどう生きたいか」を描き直す段階があります。

過去を変えるのではなく、未来へのゴールを明確にすることで、

過去の出来事が“意味ある経験”に変わっていきます。

 

この3つの柱を通して、心と身体と未来を統合していくのが、

石川メソッドの中核です。

 

生きづらさや「うまくいかない」原因の多くは、過去のこころの傷にあります。
その傷によってこころのホールネスが失われると、望ましくない行動を繰り返してしまうのです。

 

しかし、過去の傷を癒すことも大切ですが、癒されただけでは未来の一歩につながりません。


私のメソッドでは、未来のゴールイメージを描き、
そこへ向かうために「行動そのものを変えていく」ことを重視しています。

 

 

 

 

 


 

今なぜ「こころのホールネス」が大切なのか


近年「ポジティブ思考」が推奨され、自己啓発本やビジネス書でも大きなテーマになっています。
しかし「ネガティブは悪」として切り捨ててしまうことは、かえって心を追い詰めることにつながります。

 

ポジティブ思考の落とし穴

  • 行動面:「挑戦することが大切!」→頑張りすぎて疲れてしまう
  • 情動面:「怖れはダメだ」→感情を押し殺し、行動ができなくなる
  • 感情面:「楽しい・ワクワクが正しい」→そうなれない自分を責めてしまう

本来、人はポジティブもネガティブも両方を持ち、それらをバランスよく含んで生きています。
大切なのは「どちらも丸ごと抱えながら調和させること」──これこそがホールネスの状態です。

 

 

自己肯定感と自己受容感の違い

 

自己肯定感は「できる自分・役に立つ自分」を条件つきで認める感覚。
しかしこの感覚だけを追い求めると、「できない私はダメ」と自分を否定してしまい、かえって苦しみが増します。

自己受容感は「できる私」も「できない私」も、強さも弱さも、まるごと受け入れる感覚。
どんな状態でも「私は私でいい」と思える安心の土台になります。

 

◆クライアントさんのケース◆
ある方は「人の役に立たなければ存在価値がない」と思い込み、常に頑張り続けて疲れ切っていました。
しかしセッションで「できない私を受け入れてもいい」と気づいた瞬間から、力が抜けて人間関係がぐっと楽になったのです。

この「自己受容感」こそが、こころのホールネスを支える大切な柱です。

👉 自己肯定感と自己受容感の違い(note記事)

 

 




こころのホールネスを取り戻すということ

ポジティブ・ネガティブを分けず、

どんな自分も受け入れながら生きること。

それが、しなやかで折れない「こころのホールネス」です。

 

あなたも、自分のホールネスを取り戻し、

本来の自分で生きる未来をはじめませんか? 

 

 


次のステップ|あなたに合った方法を選んでください

🌱 インナーチャイルド診断(無料)

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あなたの心に合った方法を選んで、最初の一歩を踏み出してみてください。
安心して進めるように、私がサポートします。

コラム|海のような心


ダライ・ラマ法王は「怒りや不安もやってくるが、やがて去る。それは海の波のようなもの。海の底は静かで穏やかです」と語られました。
この揺るぎない心のあり方こそ、まさにホールネスの姿だと私は考えています。