自分の痛みばかりに注目してしまってませんか?

2018年12月24日メルマガにて配信

 

こんばんは。
アクアとおんの石川美樹です。

いや〜、見ちゃいましたよ。映画「ボヘミアンラプソディー」
高校生の時、友達の家で「すごい曲があるの〜!」と、
興奮しながらソニーウォークマンで聞かせてくれたのがボヘミアンラプソディー。

そう、あの日、クイーンの音楽に興奮している娘たちを楽しませてあげようと、
友達のお母さんが、
「せっかくだから泊まっていけば?!」と言ってくれ、
私の母に電話をかけてくれたのです。
しかし我が母は、
「うちは、外泊は禁止しているので帰してください」と、、、、。
私は我が母の対応に激怒し電話口で大ゲンカ。
「だったら勝手にしなさい」と言われたので、
「じゃ、勝手にする」と友達の家に泊まったら、
翌日から母との超バトルが始まったのでした、、、、、。

あは、そんなことあったなぁと、
私のインナーチャイルドも暴れだした映画でした。笑

さて、本日のメルマガは、

「自分の痛みばかりに注目してしまってませんか?」というタイトルでお届けしようと思います。


インナーチャイルドを抱えている人は、
《痛みを避けるため選択》の方が多くなってきます。

《痛みを避けるため選択》とは、
自分が求めているものを選ぶのではなく、
自分にとって痛みを起こすと想像されるものやことを、
「避けるためには何かしたらいいのか?」と考え、
その避けるための何かの選択をしてしまうことです。

簡単な例えだと、
メロンが食べたいのに、
メロンを選ぶと「お前は欲張りだ」と
親に言われ嫌な思いをするので、
嫌な思いをしないようにみかんを選ぶ。

とか、

本音で言い合える友達を作りたいのに、
本音を言うと「嫌われてしまう」という心の痛みから、
嫌われて心が痛むことを避けようと、
本音を言わなくてすむような
うわべだけで付き合える人としか付き合わない。


このようなイメージです。


このような、
《痛みを避けるため選択》は心のエネルギーを消耗します。

暗闇を懐中電灯でビクビクしながら何かを見つけるように、
「私に痛みを与える外敵はいないか?!」と外側に注視し消耗し、
次に、内側の心で、
「それを避けるためにはどうすればいいのか?」と考えさらに消耗します。


「あの人は(外側)
 私を怒るのではないか?(自分の内側の痛み)
   怒られなようにどうしよう、、、、」

   → 心の中で不安がぐるぐるぐる

とか、

「あの人に批判(外側)
   される(された側の自分の内側の痛み)
 批判されないようにどうしよう、、、」

→ 心の中で不安がぐるぐるぐる

とか、

「軽くあしらわれている(あしらう相手が外側)
 気がする(自分の内側の痛み)
 軽くあしらわれないようにどうしよう、、、」

→ 心の中で不安がぐるぐるぐる


このように、最後は、
ぐるぐると自分の痛みにばかり注目し思考が止まらなくなり、
少しでも痛みが避けられるよう、
意識的に、または無意識的に
《痛みを避けるための行動》を選択してしまいます。

行動と書きましたが、
痛みを避けるために「何もしないことを選択する」も
行動として考えてください。


さて、この《痛みを避けるための選択》はいけないことなのでしょうか?

いいえ、痛みを避けることは自分を守ることでもあるので、
いけないことではありません。

怒られなければ、
心が苦しくなることから
自分を守ることができます。

批判されなければ、
罪悪感から
自分を守ることができます。

軽くあしらわれることを避けられれば、
理不尽さという憤りから
自分を守ることができます。


しかし、このように、
《痛みを避けるための選択》ばかりをしていると、
本当にしたいことは忘れがちになり、
また、やっぱり本当は〜〜したいと思った時でも、
反射的に《痛みを避けるための選択》をしてしまいます。

自分の痛みばかりに注目しすぎてしまうので、
エネルギーは避けることばかりに使われ消耗し、
本当にしたい事に使うエネルギーは
もはや残っていないのです。


では、解決のためには
どうすればいいのでしょう?


まず最初にやっていただきたいのが、

自分の痛みばかりに
注目《しすぎ》ていないかに気づくことです。

ここ、とても大切です。


痛みに注目することは自分を守るためにある大事な機能ですが、
《しすぎ》てしまうと、
《痛みを避けるための選択》を優先してしまいます。

ステップとしては、

1 自分の痛みに注目しすぎていないか? を疑問に思ってみる。
2 その痛みを避けることで自分を守っていてくれていたことに感謝する。
3 改めて、本当は私は何をしたかったのかを思い出す。

《痛みを避けるための行動》の内側には、
小さい頃の心の痛みから、
それを避ける選択をしてきた
自分を守るために作ってきたパターンがあります。

それをきちんと受け止めた後でないと
変化を起こすことは難しい作業となってしまうのです。

受け止めた後、やっと、
インナーチャイルドでなく、
《今のあなたのあなた》が
周りの世界どう作っていきたいかと考え、
創造することができるようになるのです。


あるクライアントさんのとても素敵な言葉をお届けしましょう。

==========

「今まで、自分は友達からも軽くあしらわれているような気がしていたんです。
 しかし、インナーチャイルドが改善してみると、
 その友達は、いつでも私に、
 『今日も素敵な日がやってくることを願ってるよ』 って、
 向こうから時々メールをくれていたんです。

 しかし、いつも私が注目していたのは、
 自分の痛みばかり、、、

 今は、きちんと周りが見えるようになり視点が広がった気がします。
 俯瞰して見れるって感じかな。
 すると、ハッピーって周りにいっぱいあるんですね。
 私の痛みって、その中にある、小さい点だったのです。
 実は周りのハッピーの方がとても大きかった。

 今までは小さい点の痛みを、
 これば嫌だ〜って、避けてばかりいました。
 自分ばかり見ていた気がします。

 先生、気付くのを待ってたのは 
 わたしの心に眠っている 小さなわたしだったのでしょうか。
 わたしを守り 闘ってきてくれた
 小さなわたしを 置き去りにはしない。
 手を伸ばして 手をとり、
 一緒に歩んで行こうと思います」
 

================

なんと素敵な気づきでしょう。
彼女の言葉を、クリスマスブレゼントとして、
皆様にもシェアさせいただきますね。

今年も残り少なくなりましたね。

良いお年をお過ごしください。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

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