アファメーションで効果出てますか?

2018年4月11日メルマガにて配信。

 

こんばんは。

アクアとおんの石川美樹です。

 

関東地方の桜は八重桜に移り、

もこもこした花びらにほっこりしています。

春生まれの私は、

この光景に心洗われる気持ちでいっぱいです!!

 

 

さて、本日は、アファーメーションについてお話ししようと思います。

 

 

さて、あなたは、

素敵な未来を引き寄せるために、

アファメーションという手法を使ったことがありますか?

 

アファメーションとは、

《潜在意識に働きかける》言葉を自分自身に繰り返し唱えることで、

セルフイメージを徐々に変えていきながら

ふさわしい現実を作っていく手法のことです。

 

 

アファメーションの言葉の作り方は

手法によって様々なものがあり、

ありありと五感や情動が動く言葉を入れなさいとか、

〜〜しつつある、のように、

そこに向かって行く様子を言葉にするようなものや、

また、ゴールの期日を必ず入れるというものあります。

その全てが《潜在意識に働きかける》ことを

ポイントに考えられています。

 

ですから、

その言葉を作る作業がとても大事で、

ここがきちんとできていないと、

反対にできていない自分を強化してしまうことさえあるのです。

 

 

なぜなのでしょう?

 

アファメーションをやり始めた頃は、

自分が作った未来像と

今の自分との間にギャップがありますよね。

 

私たちは,自分の内側にある

セルフイメージに合わせて世界を作っていきますので、

なりたい未来像があったとしても、

つい、過去から今の間に作られた

馴染みのある低いセルフイメージの方へ引き戻されてしまいます。

しかし、アファメーションを繰り返し唱えることで、

引き戻す方向からエネルギーの向きを変え、

少しずつ、少しずつ、未来のセルフイメージへ

ずらしていくことができるのです。

 

これがアファメーションの素晴らしいところなのですが、

アファメーションの言葉をうまく作れていないと、

その言葉を唱えたとしても、

低いセルフイメージの方へ引っ張られたままになっていたり、

また、言葉はうまく作れたとしても、

引き戻しの力があまりにも強い場合は、

前に向かいたいのにブレーキのように

その場でストップさせる作用をしてしまうのです。

 

 

なかなか手強いこの引き戻しの力。

ここを回避するために、

「言葉」に加えて別の方法を持っておく必要があるのですが、

どうしても言葉中心になっている手法が多い気がします。

本来は言葉以外の方法も含め、

アファメーションを作ることとと言えるのですが、、、。

 

 

さて、会社員 Aさん(男性)。

アファメーションのを本をみながら

自分にふさわしい言葉を作ってみたとのこと。

 

しかし、視覚的なイメージはバッチリできているのに、

その言葉を唱えるたびに

どこか違和感を感じるということで、

その原因を知りたく、

私の個人セッションを受けにいらっしゃいました。

 

 

現在の彼は、

過去に病気をされことが原因で体力がかなり落ちてしまい、

体力回復のために数年前から武道始めたのですが、

思うように体力は回復せず、試合などでは、

息も切れ切れ,フラフラ状態になってしまうとのこと。

 

そんな彼は、

このようなアファメーションを作成したのです。

 

 

「スピードよく黒帯に昇格し、試合では観客の声援を肌で浴び、

 完全な健康体で、生きているエネルギーを日々感じている」

 

 

黒帯をギュッと締めて試合をしている未来の映像を見て、

試合での観客の声を聞き、

体はエネルギーがみなぎっている感覚を感じながら、

アファメーションを唱えるのですが、

不思議と心のどこかで違和感を感じるというのです。

 

 

私は、アファメーションの中にある

【完全な健康体】という言葉にヒントがあることに気づき、

そこから彼の潜在意識に潜む、

過去から作られたセルフイメージを見ていきました。

 

 

すると彼は、

 

 

 

「オレは情けないやつだ」

 

 

というセルフイメージを

がっちり持っていることがわかりました。

 

 

 

なぜ、Aさんはそのような

セルフイメージを持ってしまったのでしょうか?

 

 

病気をするまでのAさんは体力《だけ》が取り柄で、

その体力のおかげで人生順調に進んでいたとのこと。

ですから【男として一番大事なものもは体力】だと言い切ります。

 

しかし、現在、彼の病気は回復傾向にあるものの

遺伝的なものである可能性が高いと医師に言われ、

また年齢と共に体力は落ちてしまい、

彼が大切にしている【男としての体力】には

程遠い今の自分を見ていたのです。

 

 

「そんな自分は情けないやつだ」

 

 

そのセルフイージをがっつりと持ったまま、

「完全な健康体」を、さぁ、

どこまで臨場感を持ってイメージし感じることができるでしょうか?

 

遺伝の病気である可能性があるなら、

彼曰く、完全な健康体とは言えない。

ありえないと言い切れる【完全な健康体】、、、。

この言葉が入ったアファメーションはどう作用するでしょう?

 

 

「それができていない俺は

 なんて情けないやつなんだ、、、、」

 

 

と、【完全な健康体】と唱えるたびに、

《情けないやつ》というセルフイメージの方を、

自分自身に、何度も何度も無意識に言い続けていたのです。

 

 

 

「オレは情けないやつだ。

 何故ならば、男としての体力がないからだ」

 

 

と、いう、

Aさんにとって力を奪うような形で学習してしまった

セルフイメージと価値観、、、、、。

 

セッションの最後に、

このがっちりした心のパターンを解除し、

アファメーションの言葉を、

下記のように少し変えていただきました。

 

 

完全な健康体

→《体力の回復力がスムーズ》

 

「スピードよく黒帯に昇格し、試合では観客の声援を肌で浴び、

 体力の回復力がスムーズで、生きているエネルギーを日々感じている」

 

 

たとえ遺伝だろうが、

若い頃みたいに体力がなかろうが、

エネルギーが減ったとしても、

すぐ回復できる力を持つことが、

【完全な健康】なんだとAさんは価値観をも作り変えたのです。

 

これで、彼は、

アファメーションに違和感を感じることがなくなり、

武道を極めているとのことです。

 

 

 

現在、アファメーションで効果出ていないな、、、

と感じていらっしゃる方。

 

まず、過去から作られた

自分のセルフイメージってどんなのだろう?

そして、なぜ、私はそんなやつ何だろう?

と、自分の価値観や信念も含めて探ってみてください。

 

Aさんのように、

深い心の部分に隠れている場合も多く、

そんな時は、一人で頑張らずに、

ぜひ個人セッションなどを受けにいらしてくださいね。

 

 

あなたのアファメーションが動き出すことを願っています。

 

 

※ アファメーションの作り方は、

脳機能学者 苫米地英人さんの書籍が大変参考になります。

(努力はいらない!「夢」実現脳の作り方 マキノ出版)

アファメーションの言葉の作り方がとても細かく
丁寧に理論立てて説明されていますし、

引き戻しにあった時のための方法論もしっかりしています。

 

 

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