インナーチャイルドと権威への服従

こんばんは。

アクアとおんの石川美樹です。

 

今年の梅雨は全体的に雨が少ないのかしら?

田植えが終わり、

水が張った田んぼに苗が並んでいる姿はとても美しいですね。

田んぼはお米を作るためにあるのですが、

ある方が「この景色も作る」とおっしゃっており、

なるほど〜。と感動したのを覚えております。

 

 

さて、本日のメールマガジンは、

 

「インナーチャイルドと権威への服従」

というタイトルでお届けしようと思います。

 

 

インナーチャイルドが出来上がってしまう原因の一つとして、

自分の環境(状況)に「権威」があることがあげられます。

 

とくに小さい頃は、

親が「権威」となっしまうことが多く、

子供は親という権威に服従してしまい、

インナーチャイルドが出来あがってしまいます。

 

 

社会心理学でとても有名な、

ミルグラムの「権威への服従実験」があります。

 

権威者から指示(命令)を受けた時、

人はのその指示にどこまで服従してしまうのか?

という実験です。

 

 

実験を簡単に説明すると、

「記憶実験の参加者求む」と新聞広告で集まった人達に、

白衣を着た研究者が、

罰が記憶にどのように影響を及ぼすかの実験をすると説明し、

教師役と生徒役に別れてもらいます。

しかし実は生徒役はサクラになるように仕掛けられています。

 

教師役は問題を出し生徒役がそれに間違えると

教師役は生徒役に電気ショックを与えるよう指示されます。

 

教師役の前にはショック発生装置が置かれており、

30段階のショックが与えられるようスイッチが並んでいます。

15ボルトでは軽い電撃、195ボルトでは強烈な電撃、

375ボルトは危険過激な電撃、

450ボルトは最高強度で、その表示では、 

xxxと想像できないレベルなのだと思わせるように書かれています。

 

 

実はスイッチを押しても

実際は電流は流れない設定なのですが、

生徒はサクラなので、

答えを間違え教師役がスイッチを押すたびに

演技でそのレベルに合わせた呻き声をあげるのです。

 

75ボルトの電撃で「うっっ」と呻き声をあげます。

180ボルトでは「痛くてたまらない」と訴えます。

315ボルトでは激しい絶叫となり、

330では「心臓がおかしい」と訴えます。

それ以降は声が聞こえず質問を出しても反応がない状態となります。

 

実験中、教師役は研究者(権威者)に

「このまま続けていいのか?」と聞くのですが、

白衣を着た研究者は、

ただ「そのまま続けてください」としか言いません。

 

 

さぁ、教師役はどこまで電撃を与え続けたと思いますか?

 

 

 

予想は、150ボルトくらいを超えて

ショックを与えることはないだろうというものでした。

ましてや最高の450ボルトまで流し続けるのは

全体の0.1〜0.2%と想像されていたのです。

 

しかし、実際は、

全体の62%が最高強度の450ボルトまで

電気ショックを与え続けたのです。

危険過激な電流をはるかに超えたレベルです。

 

 

これはどういうことでしょう?

集まった人は極悪非道な人達だったのでしょうか?

 

いえ、ただ新聞の広告を見て集まっごく普通の人達です。

しかも多くの人は、ショックを与えることに対し、

ため息をつき、脂汗を流しながらショックを与え続けていたのでした。

 

 

この実験から分かったことは、

 

 

《人の行動には状況が及ぼす影響が大きい》

 

ということが分かったのです。

その人が残虐な訳ではなく、

場や状況の影響が大きいということです。

 

 

大人の実験でこのような結果が出ているのですから、

子供時代の場や状況の影響は、

どれだけ子供の行動に影響を与えていることでしょう!?

 

子供の頃は、

家族という場に親という権威者がおり、

子供の行動に想像以上に影響を及ぼしているということです。

 

子供の頃は、

学校という場に教師という権威者がおり、

子供の行動に想像以上に影響を及ぼしているということです。

 

子供の頃は、

環境にいじめっ子という権威者がおり、

子供の行動に想像以上に影響を及ぼしているということです。

 

 

それは大人になっても、

上司という権威者がいれば同じこと。

 

結婚しても、

夫という権威者がいれば同じこと。

(夫のことを権威者と思っていればの話しです)

 

自分に家族ができたとしても、

別に住んではいるものの

親という権力者に縛られていれば同じこと。

 

反対に言えば、

親になったら権力者として、

子供の行動に影響を与えてしまっており、

インナーチャイルドを作ってしまう側に

簡単になっしまうことでもあるということです。

 

 

権威者(実験の場合は白衣を着た研究者)が、

服従させようと無理やり力を行使しようとしなくても、

ただ「実験を続けてください」としか言わないのに、

場の影響に簡単に服従してしまうのです。

 

 

前回のメルマガで「忖度」のお話を書きましたが、

人間は思っている以上に権威へ服従し、

また、無意識に服従させようと

権威という魔力を使ってしまうことでもあります。

 

 

今日のメルマガのお話は、

 

自分のインナーチャイルドを見つめる材料として。

インナーチャイルドを子供に作らないために。

 

この有名な社会心理学の「権威への服従実験」のお話を

ぜひ覚えておいてください。

 

参考文献

放送大学 社会心理学 著者 森津太子

河出書房新社 服従の心理 著者 スタンレー・ミルグラム

 

 

 2017年6月22日のメールマガジンより

  

 

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